畑の絵画

アルノ河南地区
03 /16 2017
フィレンツェの支配者であったメディチ家が住んでいたピッティ宮殿。
その中には多くの美術館が併設されています。ラッファエッロやルーベンスの絵があるパラティーナ美術館からさらに階段を登った3階にある「「La Galleria d'arte moderna 近代美術ギャラリー」の作品と部屋を紹介する第20弾!

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1870年以降、マッキャイオーリ派の第二世代が認められるようになります。
運動の本来のラインと直接コンタクトを持ちながら、19世紀最後の20年間に普及していったヨーロッパの美学に同調するため、師匠の創作方法から早くに分岐していった芸術家たちです。

このアーチストたちは、2つの流派に分けることができるでしょう。
ファットーリの流れを汲むジョーリ派、そしてレーガの流れを汲むトンマーズィ派です。
彼らの公へのデビューは1886年のリヴォルノでの展示会でした。
中でも中間の世代と考えられるフェッローニ、フランチェスコ・ジョーリ、カンニッチ、アドルフォ・トンマーズィとアンジョロ・トンマーズィです。さらにチェッコーニやパネライなどは小さいサイズの自然描写を研究しました。

またこの時期にはローマや南イタリアでも田舎の生活をテーマにした作品が知られていました。パリのサロンで紹介されたJules BretonJulien Bastien-Lepageの作品です。彼らに感化された作品が見られます。

エジスト・フェッローニ作
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フェッローニはフィレンツェの美術アカデミーで学んだ芸術家で、普通は小さなサイズで書かれていた田舎の情景を大きな画面に表現しました。

そしてマッキャイオーリの代表的な芸術家ファットーリもこの主題を扱っています。
「マレンマの牛市」
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「羊の跳躍」
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。