イタリア人の何%がクリスチャン?

イタリアのトリビア
05 /16 2017
お客様から「イタリア人ってみんなキリスト教徒ですか?」と聞かれることが多いので、調べてみました。

まずイタリアの人口は6066万人、世界で23番目に多い人口を持つ国です。日本が1億2714万人ですから、イタリア人は日本人の半分弱といったところです。

そしてイタリア人の71.4%がキリスト教徒、そのうち66.7%がカトリックです。
(これは国籍に限らず、イタリア在住全人口に対する数字です)
カトリック以外のキリスト教徒は正教会が1700万人、プロテスタントが70万人ほどです。

このパーセンテージは洗礼を受けた人を数えたものですが、今の若いイタリア人はあまりミサに熱心に参加しているようには見えません。
Eurispesのリポートによれば、イタリア人カトリックのうち定期的にミサなどに参加する信者は36%だけ(2006年)
同じ機関の2010年の報告では、信者は現象傾向で
praticanti (定期的に宗教活動に参加する人) 24,4%
non praticanti (参加しない人)       52,1%
どうやら毎週日曜日にミサに行くような熱心な信者は4人に1人だけなんですね。

またGlobal Index of Religion and Atheismの2012年の調査によれば
「キリスト教に限らず何かしらの宗教の信徒である」73%
「宗教を信仰していない」15%
「無神論者」8%
下の二つを合計すると、宗教を信仰しない人は23%になります。ちょっとイタリア人のイメージが変わりました。

キリスト教以外の教徒は主に移民によって増えている形です。
ムスリム 200万人(3,1%)
仏教    25万人 (0,4%)
ヒンズー教 17万人 (0,3%)

30人に1人がムスリム、大都市なら、さらにパーセンテージが高いことでしょう。都市にモスクが建設されていく傾向なのもわかります。
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。