フランチェスコ法王様に出会えた日

写真館
09 /02 2013
仕事で埼玉の私立西武文理中学校の修学旅行をお手伝いさせていただきました。
毎年、カステルガンドルフォにて謁見の式に参加するプログラムなのですが、今年は新しいフランチェスコ法王様がカステルガンドルフォに避暑にいらっしゃられないとのことで、謁見の儀に参加することはできません。

ところが前日にバチカンから連絡が…!
バチカン宮殿の中庭にて謁見の場を設けてくれると!
私たちガイドも、状況がはっきりわからないまま参加することになりました。
システィーナ礼拝堂から、いつもは閉じている扉が開かれて隣の間へ。
ローマのガイドさんたちは「この場所には入ったことがない!」と興奮気味(その辺りの貴重さは、私のようなフィレンツェのガイドより実感していたでしょう)
そして中庭へ。
con papa
あの壁の向こうにはサンピエトロ寺院前の広場があるはず。
そして右手の建物は法王様がいつも広場に集まった人々に窓から声をかけられる場所…

そしてスイスの衛兵さんたちが並びます。
con papa
最初は列にきちんと並んでいた生徒さんたちも、レオナルド神父様から「もっと輪のような形で法王様の近くに寄れるようにしなさい」とのお言葉で、ぐるりを入り口を囲む陣形へ。

そして…いらっしゃいました!
con papa

お話の内容はこちらにて
バチカン放送局
イタリア語でお話されていたのですが、アルゼンチンが母国の法王様は時々スペイン語が混ざってしまいます。
「あ、すみません。母国語で話してしまいました」
と、謝られる場面も。

そして学生の代表者が頑張ってイタリア語でご挨拶。その「R」の発音が素晴らしかったことから
「あなたはナポリで生まれなのですか?」
なんてジョークもおっしゃられ、ウィットの効いた、楽しい謁見の場を演出されていました。

そして!なんと!200人以上の学生さんと、一人ずつ握手!
これはみなさん、一生の思い出になります!
そしてガイドたちも「この機会を逃してなるか!」と生徒さんたちの後ろに並び、握手してもらいました。

Twitterなどで「自殺したい」と漏らす人に電話をかけて励まし「新しい法王様は電話魔?」などの新聞記事が出るほどの法王様。
とてもシンパーティコ(と言っては恐れ多いのですが)な素敵な方でした!!
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。