かわいい葡萄にはストレスを与えろ?

イタリアで食道楽
11 /19 2013
日本人のエノロゴ(ワイン醸造の専門家)の話によると、
「日本では石ころひとつない、耕されてきれいな葡萄畑がいい畑」
でもイタリアでは
「石ころが少々混ざっていてもいい。少しストレスを与えたほうがいいワインができる」
葡萄畑2

「ちなみに石は太陽の熱を昼間に吸収し、夜になっても温度が下がるのが遅いため、地面が急激に冷えるのを防ぐ役割がある」

エノロゴの話は本当に面白くて、知れば知るほど葡萄畑の見るときの観点が変わっていきます。
専門家の意見を聞くことができる機会は、大切にしていきたいですね。

そして日本とは根本的に違う考え方で葡萄を育てる農家もあれば、新しい技術を試す農家、伝統を頑固なまでに守り続ける農家などがあります。
ワイナリーのツアーはそんな点も考えると、とても興味深いです

先日はボルゲリとモンタルチーノのワイナリーを2日にかけて見学しました。

葡萄の畝の片側が耕されて茶色の土はだが見えていて
その隣のラインは雑草のようなものが生えていて、地面が緑色

これが交互になっている畑があちろこちらにありました。これには日本のエノロゴの方も「?」
現地のエノロゴに質問をしてみると、
「土が見えているところは実際に苗に対して作業を行う場所」
「草が生えているところは斜面で滑り易いので、トラクターが通る時のための滑り止め」

一回知れば、簡単なことなんですね。イタリアの斜面にある葡萄畑に行ったら、チェックしてみてくださいね。
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。