フィレンツェ生まれのカクテル ネグローニ

イタリアで食道楽
12 /09 2013
「ネグローニ」ジンとビターカンパリと、赤いベルモットでつくられるカクテルです。オレンジ色をしています
negroni

1920年の頃に、フィレンツェにてカミッロ・ネグローニ伯爵によって考えられました。
伯爵はトルナブオーニ通りにあった、貴族御用達の「カフェ カゾーニ」(今のカフェジャコーザです)の常連客でした。
アメリカーノ(カクテルの名前、ベルモット+炭酸水+レモン皮あるいはベルモット+カンパリ+炭酸水+レモン皮)に飽きた伯爵がバールマンに頼み、セルツ(強い炭酸水)の代わりにジンを入れてもらいます。
伯爵はロンドンから帰ってきたばかりだったので、ロンドンに思いを馳せてジンを使うことを提言しました。
それからというもの伯爵は「il solito(いつもの)」と言って、このカクテルを注文するようになったのです。

そこでこのカクテルは「アメリカーノのネグローニ伯爵風」と呼ばれました。そして次第に「ネグローニ」と簡潔に呼ばれるようになりました。

今ではネグローニはイタリアの一番有名なアペリティフの一つになっています。
例のカフェジャコーザもありますので、このカフェでネグローニを飲むのも粋ですよね。
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。