中世の消費税とUFO

ちょっとかじる歴史の話
01 /28 2014
中世のフィレンツェには消費税はあったのでしょうか?

はい、ありました。ありましたが、その対象は大聖堂建築に関した建築材に限られていました。
フィレンツェ大聖堂サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会の建築が始まったのが1296年。
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消費税は1297年からという記録です。
建築材の運搬費、売買に2%の税金がかけられました。

ただしいくつかのマテリアルに関しては免税されていました。
木材とレンガです。
これらの建築材には「a ufo」という文字が刻まれて目印になっていました。
現代イタリア語では「a ufo」は「ただで」「金を払わず」「人の払いで」という意味があります。
例えば「mangiare a ufo」だと「ただ飯を食う」となります。
この熟語は実は「ad Usum Florentinae Operae」という言葉からきているんです。
「フィレンツェ大聖堂工事管理局の使用」ということなんですね。
知らないと未確認飛行物体とただ飯とどんな関係があるんだ?ということになります。
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。