ミケランジェロが設計したラウレンツィアーナ図書館 その4

フィレンツェ市
04 /27 2014
今日はラウレンツィアーナ図書館に入る中庭を紹介します。
サン・ロレンツォ教会の左にある修道院の中庭「chiostro dei canonici 司教座聖堂参事会員の回廊」です。
cortile
15世紀にメディチ家の命令によってサン・ロレンツォ建築群の改築がされた時に、中庭も現在の姿となりました。

横にあるサン・ロレンツォ教会は393年に聖別されたキリスト教初期の建築でした。
1418年にcapitolo(カピートロ 司教座聖堂参事会修道院総会)が聖堂の拡張工事をブルネレスキに依頼します。工事は1419〜1420年のころに始まり、ブルネレスキの死後も弟子のアントニオ・マネッティに引き継がれ、1446年まで行われました。
回廊に入って右手の壁には、デジデーリオ・ダ・セッティニャーノ風の漆喰彫刻「聖母子」が設置されています。釉薬陶器でできた額縁は16世紀初期のものです。
同じ壁面に多くの石碑が見られ、その中には最後のメディチであるアンナ・マリア・ルドヴィカが1742年、聖堂の補強工事に貢献したことを讃える記念碑もあります。

回廊奥には2階に続く階段があり、ミケランジェロ設計のラウレンツィアーナ教会にもここから登ります。その横にはコモの司教で有名なコレクターでもあったパオロ・ジョヴィオの大理石像があります。1560年のフランチェスコ・ダ・サンガッロの作品です。

また回廊奥を左に曲がった地点にクリプタ(地下祭室)への入り口があります。地下には祖国の父コジモと彫刻家のドナテッロの墓があります。

※以上、中庭にあった説明パネルを訳したものです。
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。