サンタマリアノヴェッラ教会のファサード鑑賞席

S.マリアノヴェッラ地区
09 /12 2014
フィレンツェのサンタマリアノヴェッラ広場は数年前に修復工事が行われて美しく生まれ変わりました。
piazza SMN1
それまでは石畳も荒れ果てデコボコ、薄暗く、夜は怪しい人々のたまり場?という感じだったのですが…

現在は石畳も全て新しく張り替えられ、花壇もできて、さらにサンタマリアノヴェッラ教会のファサードを眺めることができるベンチもできました。

教会のファサード(正面部分)は、13世紀に建設された未完成のものを、15世紀にレオ・バッティスタ・アルベルティが完成させました。前世代が造った部分と違和感なく、そしてルネッサンス様式になるように比例を使った建築です。

このオペラ(作品)を眺めるためのベンチは、まるで美術館で絵画を鑑賞する椅子と同じような機能があります。
夏の朝はこのベンチで朝日があたるファサードを眺めるのもまた乙です。

フィレンツェの他の大きな教会、大聖堂とサンタクローチェ教会はファサードが西向きなので、夕方の鑑賞が良いのですが、このサンタマリアノヴェッラのファサードは東向きなので反対に朝のほうが美しく見えるのです。

ところでこのベンチ、良く見てみると…
piazza SMN2
ファサードを完成させたアルベルティの名前が書いてあるのです。

まるで絵画作品の横に作者の名前が書いてあるかのように…

フィレンツェは町全体が「屋根のない美術館」と形容されることがありますが、まさにその通りですね!
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。