チンクエテッレ紀行

ジェノヴァ
09 /15 2014
チンクエ・テッレ(Cinque Terre)は、イタリア北西部のリグーリア州の海岸にある5つの村です。険しい海岸に色とりどりの家屋が並ぶ景観が有名で、世界遺産にも指定されています。
フィレンツェからは電車を乗り継いで1日かけて見学することができます。

5つの村を全て見るのは1日ではタイトなので3つぐらいがちょうどいい感じです。
まずフィレンツェからラ・スペーツィアまで行き、そこからチンクエテッレをまわるローカル線に乗り換えて行きます。
ヴェルナッツァの駅で降りたら、海岸線まで下り坂。町の景観を楽しみながら行くと、あちらこちらで魚介のミックスフライを売っています。

港は、泳いでいる人、日光浴をしている人、定期便フェリーを待っている人で賑わっていました。
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山のほうに目をやると、段々畑が連なっています。
平地がなく、土地も痩せているチンクエ・テッレ。人々は急斜面の固い岩盤を砕いて石垣を築き、畑を耕しているのですが、その全長は6700 kmに及び、これは日本列島を往復できる距離だとか!

厳しい条件下で育った葡萄からつくられるワインはとても美味しいと言う話を思い出します。
この日のお客様もじつはチンクエテッレのワインに魅せられたソムリエさんでした。

港に机を持ってきてフェリーのチケットを売っているおばさんから、定期便フェリーのチケットを購入します。
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ベルナッツァ〜マナローラ間は6,5€でした。

30分ほどの船の旅、途中で5つの村のうちの一つ、コルニーリアの横を通り過ぎます。
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マナローラの町が見えてきました。
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マナローラの港で船を降りたら、今度は町の中心部へ登っていきます。
ちょっと登って振り返ると町の様子がよくわかります。
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今度はマナローラからリオマッジョーレまで電車で移動。
駅のホームの半分が岩の中にあります。
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リオマッジョーレの町中。道路横の壁を見たらCAI(イタリア山岳クラブ)の印がありました。
白と赤、2本のラインが建物の下のほうに見られます。これは山の中などを歩く時に、CAIがその道筋を教えてくれるサインです。
そうです、チンクエ・テッレは町から町へ歩くことも出来るのですが、ちょっとしたハイキング並みの道なんです。
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しかし電車で行けると言ってもガイドがいないと不安な方には、このようなツアーも出ていますよ。
フィレンツェ発 日本語アシスタントと 列車と船で行く世界遺産チンクエ・テッレ

チンクエ・テッレはどちらかというと夏のリゾート地、冬はかなり寂しい場所となってしまいます。
それ以外の季節に、機会があったら訪れてみてください。
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。