豚の睾丸サラミを探してノルチャ

イタリアで食道楽
11 /14 2014
先日ウンブリア州のノルチャという町に行きました。
スポレートの近くにある小さな町です。黒トリュフで有名な町だと思っていましたが、町には黒トリュフの店と共に、サラミやハムを売っているお店がいっぱい並んでいます。
今回のお客様の希望は「豚の睾丸を使ったサラミがあると聞いて、探しにきました」とのこと…

とりあえず町に入って最初に目にしたサラミ屋さんに入りました。
探してみるとそれらしい名前のサラミが2種類あります。

「おじいちゃんの玉 Le Palle del Nonno」
サラミ2

「ラバの睾丸 Cojoni di Mulo」(cojoniはcoglioneのなまった言葉と理解)
サラミ1
coglioneは睾丸という意味以外に、「馬鹿」「阿呆」という罵倒する言葉としてイタリア人がよく使います。

店員に「これって豚の睾丸を使ったものですか?」と聞いてみると…
「形が似ているだけだよ!豚の肉各部を使ってあるだけ!」
豚の睾丸もラバも、入ってなかったのです。

Nonnoのほうは豚の肩と腹の部分を、 Muloのほうは豚の肩と腹と中央の白い部分はラードだそうです。

名称詐欺…

それでも懲りずに「ノルチャには豚の睾丸を使ったサラミを売っている店はありませんか?」と聞きましたが、「無いよ」と即答されてしまいました。

これも旅の一つの思い出と、お客様は両方のサラミをお買い求めになられましたとさ。

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コメント

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お世話になりました

その節は、お世話になりました。
ノルチャ サラミで検索していたら、ヒットしました。
帰国して1週間ですが、毎日和食ばかり食べています。
サラミは、香りが良くて柔らかくとても美味しかったです。
ノルチャは、頑張って訪れた甲斐がありました。
もっと日本人が訪問しても良いと思いますが、あまり荒らされるのも困るかなとも思います。
私のブログも、間もなくイギリスを終わって、もうすぐイタリアに入ります。

Re: お世話になりました

こちらこそありがとうございました!
イタリアに住んでいてもなかなか訪れることのない町ですので、私もよい経験になりました。
ウンブリア州はアッシジやペルージャ、オルヴィエート以外の町は日本の方はなかなか訪問されません。
きっとノルチャはあのまま田舎の小さな町としての魅力を保ち続けると思います。
ブログのイタリア旅行部分、楽しみに読ませていただきます。

伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。