ウッフィツィの肖像画 ジョーヴィオ・シリーズ

シニョーリア広場地区
11 /22 2014
ウッフィツィ美術館の最上階の廊下には肖像画コレクションが並んでいます。細長い廊下の左右の上の部分です。
ウッフィツィの肖像画2
このコレクションは1552年にメディチ家のコジモ1世の意向により、クリストーファノ・デッラルティッシモによって描かれました。
コモの司教パオロ・ジョーヴィオが収集した肖像画コレクションを、デッラルティッシモがコピーしたものです。

パオロ・ジョーヴィオ
司教でありながら、医師、歴史学者、伝記作家でもありました。有名人の伝記、イタリア戦争の記録を残してます。ローマでメディチ出身の法王クレメンテ7世の主治医を務めたこともあり、コモ湖の別荘に有名人の肖像画、新世界からの収集品を集め、ムゼーオ(Museo)と名付けます。晩年はフィレンツェに移住しました。

ヴァザーリが書き残した記録では、ヴァザーリの時代にはすでに280枚のコピーが完成していました。当時はヴェッキオ宮殿の世界地図の間に展示されていたようです。
デッラルティッシモは1589年まで作業を続け、フェルディナンド1世の時代にシリーズはウッフィツィに移されます。

現在、このシリーズは488枚を数えます。18世紀のウッフィツィ美術館長ルイージ・ランツィとトンマーゾ・プッチーニの肖像画も含みます。

左手の窓の上の部分に展示されています。
ウッフィツィの肖像画1
法王、王族、スルタン、司教、貴族、聖人、科学者、文学者、芸術家、傭兵隊長…様々な分野の著名人の肖像画コレクションです。
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。