シエナ大聖堂 しましま模様の鐘楼

シエナ県
01 /31 2015
シエナ大聖堂の鐘楼は77mの高さがあり、大聖堂自体が高台にあることから、町の中でも最も高い場所にあたります。町で一番高い塔はマンジャの塔で88m(避雷針まで含めると102m)となります。

※ちなみにWikipediaの「Lista delle torri e dei campanili più alti d'Italia」によるとイタリアの鐘楼の中でシエナのマンジャの塔は15番目に高く、フィレンツェのジョットの鐘楼は20番目です。


鐘楼は大聖堂の最も古い部分と同じくロマネスク様式で建設されました。白と緑のストライプ模様が印象的です。このストライプ模様は教会の内部でも繰り返し使われていて、なんとも異教的なイメージがあります。

窓は下から上につれて開口部が大きく、柱の数が増え、一番下ではモノフォレ(1つの開口部)ですが、一番上はエザフォレ(6つの開口部)となっています。このように建物の上部に行けば行くほど開口部が大きくなる様式は、あちらこちらに見られます。上部の重量を軽くするという実用的な理由だと考えられますが、見た目にも上部が軽くなりますね。
シエナ大聖堂2

建設の時期ははっきりしていませんが、クーポラの建築(1264年)より後と考えられています。
ここにあったビズドーミニの塔を利用して建設されました(内部に以前の塔の構造が残っています)
完成は1313年で、頂上は8角形のピラミッド型です。

内部には6つの鐘が設置されていて、音階を鳴らすことが出来るそうです。
またこれらの鐘は12世紀から19世紀まで、様々な時代に鋳造されたものです。

参照 Toscana. Guida d'Italia (Guida rossa), Touring Club Italiano, Milano 2003, p. 536.
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。