シエナ大聖堂 クーポラ

シエナ県
02 /10 2015
シエナ大聖堂のクーポラ(丸い屋根)は六角形のベースの上に建っています。1263年に完成され、頂上にある銅の球までの高さは48mとなります。

その内部の装飾は、青い地に金色の星が鏤められた格天井で15世紀のものです。
シエナクーポラ2
ペンデンティブの下にある6体の聖人の像はスタッコ(漆喰)装飾に鍍金したものです。それぞれシエナの聖人で、アンサーノ、サヴィーノ、クレシェンツィオ、ヴィットーレ、カテリーナ、ベルナルディーノとなります。
ジョヴァンニ・ディ・ステファノの作品で、アーチ下の2体の天使も同じ時代のものと考えられます。ただし天使の像は白い漆喰であったものを、18世紀に鍍金で装飾しました。
族長と預言者が円柱の間にモノクロームで描かれていますが、これは15世紀の数人の芸術家の手によるものです。
シエナクーポラ1
頂塔の部分は17世紀にジャンロレンツォ・ベルニーニのプロジェクトで制作されます。頂塔のヴォールトには精霊を表す鳩がいて、フランドルの芸術家Cornelius Talboomの作品です。

参照 Enzo Carli, Il Duomo di Siena e il Museo dell'Opera, Firenze, Scala, 1999.
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。