「春」と「ヴィーナスの誕生」の大きさ比べ

シニョーリア広場地区
06 /24 2015
イタリアの国立美術館では、現在フラッシュ無しの撮影が可能となっています。
以前は撮影が禁止されていたのに、どうして解禁されたのかの理由はわかりません。
しかし解禁されてから、どうも絵自体を見るよりも、カメラの画面を見ている時間のほうが増えたような気がします。
そこでお客様には「有名な作品の画像はネット上に見つかりますので、どうぞ絵の大きさや色味など、その場でしか実感できないものを鑑賞されてください」とお伝えするようにしています。

そんなおり、ウッフィツィ美術館観光後にお客様から質問がありました。
「ヴィーナスの誕生ってどのくらいの大きさなんですか?」

ボッティチェッリの部屋に入ると、「春(プリマヴェーラ)」と「ヴィーナスの誕生」の2作はかなりサイズが大きいことがわかります。
画集などを見ればサイズは載っていますが、あらたまって聞かれるとどのぐらいだったか、すぐに出てこないものですね。

「春」は203×314 cm
春
約2m×3mと覚えていればいいでしょうか。

対して「ヴィーナスの誕生」はDimensioni 172×278 cm
ヴィーナスの誕生

「春」よりも縦31cm、横36cmほど小さいサイズとなります。
「春」よりも「ヴィーナスの誕生」のほうが小さいということは、鑑賞中にはわからないほどの違いです。

ボッティチェッリのお部屋では、この2作品が想像していたよりも大きな作品だという感想をもたれるお客様が多いですね。
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。