法王の名前ランキング

イタリアのトリビア
07 /27 2015
新しい法王がコンクラーヴェで選出されると、新法王はサンピエトロ寺院の前に集まった人々にお披露目し、「法王としての名前」がラテン語で発表されます。
今まで一番多く採用された法王の名前はどれでしょうか?

この習慣は、イエスが弟子のシモーネ(シモン)の名前をピエトロ(ペテロ)と変えた事例からきています。
しかし初期キリスト教時代に、法王選出時に名前を変えていたかどうかはわかっていません。
法王に新しい名前を着ける習慣は6世紀から確認されているとのことです。

ピエトロから現法王フランチェスコまで、法王リストには266人の名前が連なっています(ベネディクト9世は法王になっては辞任しを繰り返し、3回も法王の指名されているので、それを引くと264人となります)

それではランキングです
1位 ヨハネ ヨハネ23世まで(16世と20世が抜けているので21人)
2位 グレゴリウス 16世まで
3位 ベネディクティウス 16世まで(10世が対立教皇だったため、リストではが抜けて15人)
4位 クレメンス  14世まで
5位 インノケンティスス 13世まで
5位 レオ 13世まで

洗礼者ヨハネやイエスの弟子のヨハネ、イエスに最も近い立場であったヨハネの名前が一番使われているのは、納得がいきますね。
現在の法王の名前「フランチェスコ」は一人目。
なので2世が出てくるまで「フランチェスコ1世」とは呼ばず、単に「フランチェスコ」と呼ぶことは皆様もご存知の通りです。
カトリックの世界では人気のある聖人フランチェスコの名前が今まで使われていなかったのは、不思議ですね。
ちなみにピエトロも初代一代きりです。

また同じ名前の法王の期間を合わせたランキングでは
1位 ピウス 12人 158年 平均13年
2位 グレゴリウス 16人 136年 平均8年
3位 ヨハネ 21人 126年 平均6年
4位 イノケンティウス 13人 114年 平均8年
5位 ベネディクティウス 15人 107年 平均7年

参照 Wikipedia, Nome pontificale
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。