神聖ローマ皇帝カール5世が戴冠した宮殿

エミリアロマーニャ州
08 /04 2015
ボローニャの市庁舎はダックルズィオ宮殿(Palazzo d'Accursio)の中にあります。

最初はアックルズィオ家の宮殿であったものが、時代を経て他の建築と融合されていきました。
一番古い部分は13〜14世紀の建築で、ポルティコを持ち塔が立っている部分となります。残りは14世紀に要塞の外観をもった建物として増築されていきました。

宮殿内部の大きな階段です。階段自体が大きな斜面となっていて、馬に乗ったまま、2階まで行けるようになっています。
ボローニャ市庁舎1

1336年から長老会議(consiglio degli Anziani 中世都市国家の最高評議会)の本部として使われ、15世紀にはフィオラヴァンテ・フィオラヴァンティによって改築され、アックルズィオ塔の時計などが付け加えられます。
また16世紀のベンティヴォーリョ家の没落時にも改築されました。

15世紀にはニッコロ・デッラルカ制作テッラコッタ製「広場の聖母子 La Madonna di Piazza con Bambino」が設置されます。
ボローニャ市庁舎2
現在の入り口は16世紀のもので、上部にはグレゴリウス13世のブロンズ像があります。グレゴリウス13世はその治世にずれが累積していたユリウス暦を廃し、グレゴリオ暦とよばれる新暦を採用したことでも有名ですね。
ボローニャ市庁舎3

建物内部3階にはファルネーゼ礼拝堂があり、ここで1530年に神聖ローマ皇帝カール5世が戴冠式を受けました。
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。