Grandi Uffiziから、Nuovi Uffiziへ

フィレンツェ市
10 /24 2015
フィレンツェの代表的な美術館ウッフィツィ。
2014年には入場者数が1.935.901人となり、再びイタリアでもっとも訪問者数が多かった美術館となりました。
また美術館面積と入場者数の対比で言えば、世界でもっとも訪問者密度が高い美術館(つまり一番込み合っている)だそうです。

実はウッフィツィの展示面積を増やそうという計画は1965年からあり、これを「Grandi Uffizi 大きなウッフィツィ」と呼んでいました。
しかし1966年のフィレンツェ大洪水により計画は止まり、美術品の保存と修復のほうに力が注がれることになったのです。

そしてようやく80年代にはカステッラーニ広場に新しい入り口が設置され、ここからウッフィツィ改築の一歩が始まりました。入場者数が増えたために改築が必要となったのです。この計画は「Nuovi Uffizi 新しいウッフィツィ」と呼ばれることになりました。
主な改築はprimo piano (2階)の新しい部屋で、2013年には外国人画家の作品が展示される部屋が完成しました。
この改築によって展示面積は倍になったのです。
展示面積   5400㎡→12000㎡
1日入場者数 4000人→8000人

この改築で大きな鍵となったのが、2階と3階と繋ぐ階段です。東側の端の部分には階段がありませんでした。そこで建築されたのがこの階段。
new uffizi3

箱ができたら今度は内装ということで、現在(2015年)のウッフィツィではボッティチェッリやレオナルド・ダ・ヴィンチの部屋が改装中です。
といっても作品は他の部屋に移されていますので、見れないわけではありません。
以前の部屋とは違った光の下で見る作品は、また違った雰囲気を持っていて不思議な感じがします。

臨時の部屋に展示されている「イエスの洗礼」(ヴェロッキオとレオナルド・ダ・ヴィンチ)
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同じく「受胎告知」(レオナルド・ダ・ヴィンチ)
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改築が終わった部屋は壁に色が付いています(今までは白)
ボッティチェッリやレオナルド・ダ・ヴィンチの部屋は何色になるのでしょう?
ちなみにミケランジェロの作品は赤い壁の部屋に展示されています。とても豪華な雰囲気です。
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。