流行遅れになったシマシマ模様

シエナ県
12 /14 2015
シエナのガイドさんから面白い話を聞きました。
シエナの大聖堂内部はストライプ模様が特徴的で、これでもかというぐらいに白黒の縞模様で埋め尽くされています。
ところがお堂の奥の方に行くと、ある地点からストライプ模様がしつこくなくなるのです。

この地点ですね。説教壇の右横の柱は細かく縞模様ですが、その奥や左側の柱は黒い縞が少なくなっています。
duomo di siena

この教会は丘の端の方に建築されています。本体が丘の上に建設され、増築されることになった時は丘の向こうにせり出す形となり、本堂の地下には本堂を支えるために洗礼堂が建築されたのです。
大聖堂着工時には、シマシマ模様が流行っていたのですが、増築の時代になるとそのスタイルが廃れていたので、白い石の面積が大きくなって、シマシマ感が軽減されたのだそうです。
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。