ファッチャトーネ

シエナ県
12 /18 2015
丘の上に建設されたシエナの街。
街を歩くとアップダウンが多くてかなり大変です。そして重要な建築物は丘の一番高い場所に建っているのです。
そんなシエナの街でパノラマが見える場所、三ヶ所に登ってみました。

大聖堂の屋根
大聖堂の新ファサード
マンジャの塔

大聖堂の屋根の上は期間限定の「天空の扉」というコースで歩けます。ちょっと前の日記でご紹介しましたね。
今日は「大聖堂の新ファサード」を紹介したいと思います。

中世の時代にシエナの大聖堂の建築を拡大して、さらに大きな聖堂を作ろうとしたことがありました。
ペストのためにその計画は頓挫してしまうのですが、この時に作りかけていた部分が残っているのです。
現在は大聖堂付属美術館となっている場所から、新しい正面(ファサード)となる予定だった壁の上に登ることができます。このファサードを「facciatone ファッチャトーネ(大きなファサード)」と呼びます。

登る前に「パラメンティの部屋」で少々待たされることがあります。人数制限があるのですね。
何しろ歩けるのは「壁」の厚さしかない空間ですから!

とは言え、かなり厚さのある壁ですからご心配なく。歩く場所は、このぐらいの幅があります。
opera del siena3

すぐ横には大聖堂とその鐘楼がよく見えます。縞々模様が特徴的です。
opera del siena2
「天空の扉」の回で紹介したのは、あちらからこのファッチャトーネを見ている写真でした。

大聖堂からちょっと丘を下がったところにあるプブリコ宮殿のマンジャの塔が見えます。
opera del siena4
屋根の色が見事な調和感です。

真下にある建物、司教館やカラビニエーリ(憲兵)が使っている建築も上から見下ろせます。
opera del siena1

3ヶ所登ってわかったのが、大聖堂の屋根や新ファサードに比べて、マンジャの塔の方が高いということです。
何しろマンジャの塔があるカンポ広場の方が大聖堂より低いところにあるにも関わらず、塔の上に登ると、残りの2ヶ所の頂上と高さとほとんど変わらないのです!
次回はそのマンジャの塔をご紹介します。
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。