ミケランジェロは教会の擬人化が好き?

イタリアのトリビア
02 /02 2016
ミケランジェロは教会のことをまるで人のよう形容することが多いのです。

伝説によればミケランジェロはローマに旅発つ前に父親に宛てた手紙の中で、サン・ピエトロ寺院のために設計するクーポラについて触れています。
「(フィレンツェ大聖堂のクーポラの)姉妹をつくるためにローマに行く。それはもっと大きいものになるだろうが、もっと美しいものを作ることはできないだろう」
cupola

ミケランジェロはサンタ・マリア・ノヴェッラ聖堂に恋をしていたので「私の花嫁 la mia sposa」と呼んでいたとか。
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またミケランジェロ広場の裏手の丘の上に建つサン・ミニアート・アル・モンテ教会を「美しい田舎娘」と呼んでいました。
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なぜみんな女性の擬人化呼称かというと、la chiesa(教会)もla cupola(丸屋根)も女性名詞なので、女性のように形容しているんですね。
擬人化するぐらいミケランジェロの頭の中では建築は親しいものだったのでしょう。
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。