ダイヤモンド中毒は暗殺手段

ウソのようなホントの話
02 /21 2016
フィレンツェ生まれの16世紀の芸術家チェッリーニ。
代表的な作品はシニョーリア広場の「ペルセウス像」です。
片手にメデューサの頭を持ち、その足元には頭のないメデューサの体が横たわっています。
ペルセウス
チェッリーニはヴァザーリの「芸術家列伝」に刺激を受け、58歳になって自叙伝を書いています。
この中で自分と敵対していたブレーシャの司教デュランテ・デュランティがダイヤモンド中毒でチェッリーニを暗殺しようとしたという記述があります。

チェッリーニの記述によると
ダイヤモンドを細かく砕き食品の中に混ぜると、その硬さのためにダイヤモンドは丸くならず尖ったままなので胃壁や腸壁に突き刺ささる。それが後から流れ込む食品に押されて、胃壁や腸壁を傷つける。そして被害者はすぐには死なず、4〜5か月後に亡くなる。

なんとこれは当時、法王が邪魔な人物を消すためによく使われていた方法だとか!
思いもかけないダイヤモンドの使用法、高価な暗殺手段です…


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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。