レオ10世のバンディネッラ

ドゥオーモ地区
02 /26 2016
メディチ家礼拝堂にある「レオ10世のバンディネッラ」は、レオ10世からサン・ロレンツォ教会に贈られたもっとも重要な品です。
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バンディネッラ bandinellaとは帯状の縦長の布で、実用・装飾用、様々な使い方をします。
例えば十字の棒に取り付けて、宗教的行進に持ち歩いたり、書見台から吊り下げて装飾に使ったします。

このバンディネッラは1516年にレオ10世がフィレンツェに帰還した際に、あるいはレオ10世が1521年に亡くなった折に製作されたと考えられています。

法王冠、メディチ家やレオ10世のシンボルが刺繍で織り込まれています。布地のデザインはgriccia グリッチャと呼ばれる、ザクロの模様が散りばめられるフィレンツェ工房の典型的な作品です。

またレオ10世の司教冠や司教杖も展示されています。この司教杖、持って歩くことができるのでしょうか?かなり重たそうなので、シンボルとして製作されたのかも?
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司教冠は宝石や真珠が鏤められた豪華な品です。
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このようなサン・ロレンツォ教会の宝物は、メディチ家礼拝堂の「君主の礼拝堂」祭壇の裏側に回り込み、左右の通路に入ると展示されています。
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。