三大珍味トリュフって、どんなもの?

写真館
04 /19 2016
イタリアの味覚の一つトリュフ。
トリュフを食したことがない人に、これを説明するのはとても難しいのです。
三大珍味でも、キャビアはチョウザメの卵、フォアグラはガチョウやアヒルの肝臓と、なんとなく想像がつくのですが、トリュフだけは正体不明、得体が知れない感じがしませんか?
トリュフ 
そこでトリュフについて簡単にまとめてみました。

◉子嚢菌門という、菌界の分類。菌類には、キノコ、カビ、酵母などがあります。トリュフはキノコ。
◉日本名は西洋松露(セイヨウショウロ)
◉カシなどの根に寄生、地下に丸い塊「子実体(しじつたい)」を作り、これが食べられる部分。
◉原産地はフランスやイタリア
◉豚や犬の嗅覚を利用して地中から探します(雌豚を惹きつける雄豚のフェロモンと類似しているため)
◉栄養成分は食物繊維、ビタミンD、シアスターゼ(消化酵素の一つで胃腸の働きを良くする)
◉古代ローマでも食されていましたが、脚光を浴びたのは14世紀フランスから。
◉「黒いダイヤ」「台所のダイヤモンド」と呼ばれます。
◉黒トリュフより白トリュフが高価。
◉19世紀には媚薬効果があると信じられていました。
◉香りを楽しむ食品で、香りは「新鮮な土」「マッシュルーム」のようなもの。
◉最大のトリュフは2007年ピサ近郊で発見された1,5kg、マカオで3600万円で落札され、香港の晩餐会で150人にふるまわれました。

紙のように薄く削って香りを楽しみながら食すので、栄養成分を多く摂ろうと大量に食すことはありません。テーブルの横でトリュフを削ってそのままパスタの上に落としてくれるレストランがありますが、とても豪華だと思います。

フィレンツェの中央市場の2階のフードコートにはトリュフ料理の専門コーナーがあります。
また新市場のイノシシの鼻が「幸運をもたらす」とされているのは、鼻でトリュフを探すことからきているとか?
ウンブリア地方アッシジの近くのノルチャは、トリュフで有名。町のレストランではトリュフ尽くしのコースを頂くことができますよ。

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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。