ミケランジェロのピエタに影響を与えたマドンナ

エミリアロマーニャ州
05 /09 2016
ボローニャのサン・ペトローニオ教会は町で最も大きな教会です。
その正面中央の扉は「ポルタマーニャ(大きな扉)」と呼ばれ、1425年からシエナの芸術家ヤコポ・デッラ・クエルチャが製作しました。
porta
以前の日記に「ミケランジェロはこの扉の特に創世記から学び、システィーナ礼拝堂の天井画を描く時に役立てます」と書きました。

また扉上のルネッタ内の聖母子像に対してミケランジェロは「15世紀のもっとも美しいマドンナだ」と讃えたそうですが、ボローニャのライセンスガイドによると、こちらはミケランジェロの他の作品に影響を与えたそうです。

サン・ピエトロ聖堂の「ピエタ」
pieta
こちらでは子供のイエスが大人になっているのですが…

どうでしょう?二人の作風の繋がりが見えますでしょうか?
madonna quercia
いずれにしても、クエルチャのマドンナ像を見ていると、中世の他の芸術家のマドンナ像とは違ったイメージになっているのがわかります。
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。