ウッフィツィ最新の寄贈品

シニョーリア広場地区
05 /23 2016
修復が終わったウッフィツィ美術館の38室に大きな寓意画が展示されています。

1690年代にヤコポ・リゴッツィが描いた「無知と偏見の襲撃から愛によって救われる美徳の寓意」です。
ligozzi

川が流れ花が咲いている岩場を背景に、「美徳」の偶像がロバの耳を持つ「無知」と老女の姿の「偏見」から、「愛(アモル)」によって救い出されています。
1588年、この作品はサンマルコ遊戯室(casino di San Marco)にフランチェスコ1世とビアンカ・カッペッロの遺産として登録されていましたが、1720年にはコレクションの外に流出しました。
リゴッツィはフランチェスコ1世のために自然科学のイラストを描き、トリブーナの装飾も行った芸術家でした。
そこで38室の新しい装飾はトリブーナに似せて赤い壁にしたのだそうです。

作品は2014年に美術商のJean-Luc Baroniからウッフィツィ美術館に寄付されて、ここにたどり着いています。
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。