ピエタの間

ドゥオーモ地区
06 /12 2016
2015年にリニューアルオープンしたフィレンツェの大聖堂付属美術館。
ウッフィツィについでフィレンツェで最も大きな面積を持った美術館となりました。
新しい展示室、展示物を見ていく第5弾です。

この美術館には巨匠の作品がずらりと並んでいますが、その中でも重要なのはドナテッロ作「マグダラのマリア」とミケランジェロ作「ピエタ」ではないかと思います。
作品の詳細については以前の日記で書きました。
ミケランジェロ 3番目のピエタ
鬼気迫るマグダラのマリア

今日はリニューアルオープン後の様子をご紹介します。以前の姿と比べると、展示方法の違いがわかって面白いかも?

マグダラのマリア
maddalena do2
以前と違うのは「照明」「ガラスのショーケース」ですね。
暗い部屋で淡い光を像に当てることによって、マグダラのマリアの精神性が強調されているのではないでしょうか。
以前はガラスなしで警報センサーがついた柵に囲まれていましたが、柵が取り除かれ、障害なく全体像を見ることができるのも良くなった点ではないかと思います。
maddalena do1

ピエタ
pieta fi2
こちらは「照明」「空間の広さ」が変わりました。
落ち着いた印象の光、そして何と言っても以前と比べて大きくなった鑑賞空間が、ゆっくりと作品に向き合う環境を生み出しています。
pieta fi1

以前は大変狭い空間に展示されていたので、本当に見やすくなりました!

イギリスのmuseologia(博物館学)にそって改築されたそうですが、その方針とか主義を知りたくなりますね。
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。