新しい大階段

ドゥオーモ地区
06 /11 2016
2015年にリニューアルオープンしたフィレンツェの大聖堂付属美術館。
ウッフィツィについでフィレンツェで最も大きな面積を持った美術館となりました。
新しい展示室、展示物を見ていく第6弾。

リニューアルオープンした美術館には階段が3箇所あります。
今までは洗礼盤の化粧板が置かれている部屋から、元ピエタが置かれていた踊り場を通る階段で2階にアクセスしていました。この階段は1891年ルイージ・デル・モーロ作のネオルネッサンス様式の階段です。
しかし新しいコースでは「出口に向かう降りる階段」として使うのが正しいそうです(これが以前から美術館を知っている人間にとって迷う原因かもしれません)
そして2階に上る階段として、新しく建設されたのがアドルフォ・ナタリーニ、ピエロ・グイッチャルディーニ、マルコ・マーニィによって建設された大階段なのです。

その階段の途中に設置されているのがこの作品です。
modfi
「聖母とフィレンツェの聖人に囲まれた王座のキリスト」
ニッコロ・バラビーノ作 1882年
大聖堂ファサード中央扉の上のモザイクのカルトーネです。

中央に花瓶に挿してある百合の花はドゥオーモの正式名称「サンタ・マリア・デル・フィオーレ(花の聖マリア聖堂)」の名前につながる意匠です。

参照 Il nuovo museo dell'opera del Duomo , Timothy Verdon, Mandragola, ISBAN978-88-7461-267-3
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。