黒いダヴィデ

enjoyモダンアート
07 /26 2016
フィレンツェの中心街レプブリカ広場に、黒いダヴィデの像が横たわっていました。
davide nero2
なんともシュールな様子ですが、大理石を黒く塗ったもので、大きさは実物と同じだそうです。
横たわっているからか、本物の白に対して黒色だからか、実物よりも小さい感じがします。

ナルデッラ市長によれば「黒は(ニースで起きたテロ事件に対する)弔意のシンボル」ということですが、事件から日が経っていないため、事件以前から用意されていたのは確か。

市民からは「横たわっているのではKOされたみたいだ」「ミケランジェロが墓の中で嘆いている」「ダヴィデはルネッサンスのシンボルだろう、何の関係があるんだ?」と散々な評価を受けているようです。

実際にはこの作品は「ミケランジェロ週」(2016年7月14〜21日)のイベントの一環として制作されました。
davide nero1
数年前からフィレンツェではミケランジェロに関連したコンサートや講演会を行う週を企画していて、そのプロモーションのためであったようです。

この後、この作品は一体どこに移設されるのでしょう?

そういえばアカデミア美術館の中庭にピンク色のダヴィデが設置されたこともありましたね
ピンクダヴィデ

う〜ん、ピンクよりは黒の方がいいかな…
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。