アグリツーリズモの庭1

写真館
07 /30 2016
2016年7月、今年の夏は遅く始まったものの、7月となれば夏真っ盛り。
…のはずでしたが、キャンティ地方のアグリツーリズモを訪れた日は、前日よりも10度も気温が下がった肌寒い日となってしまいました。またフィレンツェの町中に比べると、海抜のあるキャンティ地方はさらに気温が低く…
そんな中で初めて訪れたアグリツーリズモの様子をご紹介したいと思います。

かなり前に書いた記事ですが、アグリツーリズモに関してはこちらをどうぞ
アグリツーリズモへ行こう

今回お邪魔したのはキャンティ地方のBadia a Coltibuono
サイトはこちら→Badia a Cotibuno

Badia a coltibuonoという名前はl'abbazia del buon raccolto(良い収穫ができる修道院)という意味からきています。
1051年にヴァッロンブローザ修道会がここに修道院を建設して、その周囲に葡萄畑を作りました。
今も11世紀当時の教会や鐘楼が残っています。
15世紀にはメディチ家のロレンツォの元でさらに発展しましたが、19世紀のナポレオンの修道院廃止令によって、修道士たちはここから去りました。
そして1846年に、現在のオーナーの祖先であったフィレンツェの銀行家によって買い取られます。

アグリツーリズモに宿泊しているお客様が集う居間には、16世紀のポッチェッティのフレスコ画がありました。
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ポッチェッティはメディチ家のボーボリ庭園にあるグロッタ・グランデの天井画が有名です。
また宮殿のファサード装飾でも知られていた芸術家です。

こちらのフレスコ画にはヴァッロンブローザ修道会関連の聖人たちの姿が描かれています。
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この居間には小さな扉が壁にありました、その昔、中に塩が貯蔵され、その扉の鍵は修道院長だけが持っていたとか。
塩は古代から中世まで貴重なものだったんですね。

お庭の方には涼しげな白い紫陽花とラベンダーのお花が咲いていました。
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お客様はこちらでお食事されることを希望されていたのですが、今日はクッキングスクール開催日のため貸切。
車で15分ほど離れた他のアグリツーリズモに向かいます。
この地方にはアグリツーリズモが隣り合っているんです。
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。