ピアッジョ博物館 神話のヴェスパ

ピサ県
09 /03 2016
トスカーナ州ピサ県ポンテデーラの街にあるピアッジョ博物館を紹介する第3弾です。
ピアッジョはスクーターのヴェスパで有名なメーカーです。

6年前(2010年)と展示物が変わって、新しくできたコーナーは「映画とアート」でした。
様々な作品が展示されている中で、特徴的なのがこちらです。
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トスカーナ州のヴォルテッラの芸術家Mino Trafeliによって制作されました、2003年の作品です。
「Mitologica Vespa 神話のヴェスパ」と名付けられ、オリジナルのヴェスパをぐーっと伸ばした形態をしています。

ヴォルテッラと言えば、アラバスターという石の工房があることで有名です。アラバスターは大理石の一種で半透明で縞目があります。古代から彫刻や容器の材料として用いられました。また大きなガラス窓が作れなかった時代に、アラバスターを薄く切り、窓ガラスの代わりに嵌め込んだ教会もあります。

このヴェスパにはライトと座席の部分にアラバスターが使ってあります。座席の部分の石だけで50kgあるそうです。

また引き伸ばした形は、ヴォルテッラの考古学博物館に展示されているエトルリアの彫刻「夜の影」からインスピレーションを得ているそうです。
「夜の影」については以前の日記で書きましたので、参照にどうぞ→「夜の影」という名の古代彫刻

ピアッジョ博物館、次回に続きます。
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。