ミケランジェロの生地 カプレーゼ村

アレッツォ県
09 /18 2016
ミケランジェロの生地カプレーゼ村を訪れました。人口1500人という緑に囲まれた小さな町です。
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カプレーゼ・ミケランジェロはトスカーナ州アレッツォ県にあります。
アペニン山脈の一角、緑深いティベリーナ谷。この谷はその美しさから「神の小さな谷」と呼ばれています。
高い場所で海抜1415mに達し、多くの小川が流れ、テヴェレ川に合流していきます。
樫と栗の林に囲まれた静かな土地です。
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カプレーゼの歴史
(古代)
町の歴史は古く、エトルリアの時代から集落が存在し、ローマ帝国時代に続いていきます。
伝説によると、この町で552年にゴート族の王Totilaが亡くなったと言われます。
その後ロンゴバルト族の支配を経て、中世の時代にこの地方を治めたシニョーリはラニエリ・ディ・ガルビーノ男爵でした(11〜12世紀)

(中世)
領主同士の戦いに疲れた町は1226年にアレッツォの保護下に入ります。
1260年にグイーディ伯爵の領地となり、1324年にはアレッツォの司教の支配下に入ります。
町の中にはその時代から変わらないカプレーゼの城があります。
ちょうどアッシジの聖人フランチェスコが活躍した時代。アレッツォ県には彼にゆかりの土地が多いのですが、このカプレーゼ村もその一つ。
カゼッラの隠修士の住処、ゼンザーノの礼拝堂、サンパオロ教会など、聖フランチェスコに関係した場所がいっぱい。谷全体がフランチェスコの思い出と奇跡の逸話にあふれた土地なのです。

(中世からミケランジェロが生まれたルネッサンスへ)
1384年にはフィレンツェ共和国の支配下へ入ります。
こうしてフィレンツェから送られるポデスタ(執政長官)が治める形をとり、18世紀までフィレンツェから執政長官が派遣されていました。
1475年3月6日にカプレーゼの執政長官ルドヴィコ・ブオナローティの息子としてミケランジェロが生まれます。

古い城を守る城壁の中に今も芸術家の生家が残っています。
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また町の中にはミケランジェロが洗礼の儀式を受けた教会もありますよ。

次回はいよいよミケランジェロの生家の中へ!

参照 http://www.capresemichelangelo.net
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。