リニューアルされたボッティチェリの部屋

シニョーリア広場地区
10 /28 2016
着々と進むウッフィツィ美術館の改築。
2016年10月には美術館の中でも一番大きなホールであった「ボッティチェリの部屋」がリニューアルオープンしました。
改築中は、ボッティチェリの作品は臨時の部屋に展示されていて、以前の部屋よりも明るい照明であったことから、細部までよく見えるようになっていたのですが、さてこの新しい部屋はどんな感じでしょうか?

大きかったボッティチェリの部屋は壁で2つに区切られました。椅子はすべて無くして、壁面積が多くなった分、一つ一つの作品がゆったりと見られます。

最初の部屋がこちら。奥に「春」左手にフレスコ画の「受胎告知」があります。
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この受胎告知は日本のボッティチェリ展にも行っていたかと思いますが、もともとはウッフィツィ美術館の地上階のサン・ピエル・スケラッジョ教会内部にありました。
salaB4
ウッフィツィ美術館自体が、この教会の上に建設されたものです。教会の一部は残され、特別展などに利用される空間でしたので、普段はこの作品はウッフィツィ美術館では見ることができなかったのです。

この部屋には同じボッティチェリの板絵「受胎告知」もありますので、フレスコ画版と見比べるのも面白いかも?

そして向こうの部屋には「ヴィーナスの誕生」が見えます。
salaB3

ライティングですが、正面から見るのはよくても、ちょっと近づいたり斜めから見ると見にくい…
ライトがガラスに反射したり、妙に白っぽく見えたり。なんかのっぺりした印象になってしまいました。
salaB2

それ以外の作品は照明の具合もよく、前より気品さが強調されています。
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「ヴィーナスの誕生」の照明、もうちょっとなんとかならないかなぁ…

次回はこれ以外にリニューアルした部分をご紹介します!
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。