バルジェッロの少年漁師

サンタクローチェ地区
11 /29 2016
フィレンツェのバルジェッロ美術館には彫刻をはじめ武器や陶器コレクションなどバリエーション豊かな展示物があります。彫刻は15〜16世紀のルネッサンス時代の作品になりますが、美術館の中庭に明らかにルネッサンス時代とは違う作品が展示されています。

「漁師」 ヴェンチェンツォ・ジェミト作 1874〜1876年
bargello cortile2
1877年のサロン・ド・パリ(パリの芸術アカデミーの公式展覧会。その後ル・サロンと名前を変える)に展示された作品です。
ジェミトはナポリ出身のイタリア人の彫刻家・彫金家で、このサロンでの成功で芸歴の頂点に登りつめます。
力強いデッサン、テッラコッタ像、多くの彫刻、ナポリ大衆の生き生きとした生活の様子の絵画などを残した芸術家でした。

「漁師」は彼が国際的に認められた作品の一つで、芸術家の「少年を生き生きと表現する」技術の高さを証明しています。
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。