かつてのサンタ・クローチェ教会

サンタクローチェ地区
12 /04 2016
フィレンツェのサンタ・クローチェ教会付属美術館に、昔の教会と修道院がどのような姿であったのか表している絵があります。
santa croce come una volta
無名のフィレンツェの画家が描いた「サンタ・クローチェ教会と修道院の見晴らし」1718年作です。

今も教会と付属美術館として残っているのは
教会本堂 (A)左下角 
聖具室  (H)
パッツィ家礼拝堂(G)
パッツィ家礼拝堂のキオストロ(F)
2番目のキオストロ(N)
修道院食堂(E)

そして(Q)が現在はレザースクール、皮革製品の工房となっている場所です。

この絵では菜園?となっている(Y)の位置には現在は国立中央図書館があります。

そして教会と図書館の向こう、絵では上の部分には現在は住宅や学校が並んでいるのですが、この絵を見ると修道院の菜園らしきものが広大な土地に広がっているのです。
その領地は右手(南側)のアルノ川沿いまで広がっているのがわかります。

現在の姿でもサンタ・クローチェ教会と付属施設はかなり大きな面積を有しているのですが、この絵から推測すると現在の3倍近くの面積があったのではないでしょうか?
この絵を見ると、フランチェスコ修道会の影響力の大きさを再発見したり、当時の修道院が「自給自足が出来る場所」「祈りと労働の生活をする場所」であったことが改めて感じられます。。
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。