ストロッツィ宮殿のAi Weiwei展 その2

フィレンツェ市
12 /10 2016
フィレンツェのストロッツィ宮殿にて、2016年9月23日〜2017年1月22日の期間に開催中の「Ai Weiwei Libero展」を紹介する第2弾です。

艾 未未は、伝統と現代の関係性をオブジェやイメージ、メタファーを調合させる表現方法を使っています。

「遠近法の研究」と称された写真のシリーズは1995年に天安門前で撮り始めました。
その後、世界中の重要な建築の前で中指を立てる写真のシリーズが増えていったものです。
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「Blossom」は100の花を磁器で表現しました。1956年からの短い時期、中国政府が表現の自由を許した時代を表しています。
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「Iron Grass」は鉄の草原です。草の発音を綴るとcao、これは中国語で呪いも意味し、またインターネット上の検閲をうまく避けることも意味しているのだとか。
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大きなホールには竹と絹でできた人形が吊り下がっていました。アーチストが子供の頃に読んだ2000年以上前に書かれた物語からインスピレーションを受けています。
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私が展示会を訪れた日は、イタリア人のグループや個人客が多く見学に来ていて大変な賑わいでした。
多くのイタリア人の小学生や中学生の社会見学のグループもいました。先生やガイドが表現の自由と権力による検閲の関係について熱心に子供たちに話をしているのが印象的でした。
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。