教会はイエスの体をあらわす

芸術を読み解く
01 /11 2017
教会の平面図は十字架の形をしたものが多いですが、その十字架の形も3つのタイプに分かれます。

身廊の部分が翼廊よりも長いラテン十字
身廊と翼廊が同じ長さのギリシャ十字
T字型のエジプト十字

中でもラテン十字の形をしている教会が多く、フィレンツェのドゥオーモもこの平面図を持ちます。
フィレンツェドゥオーモ
6世紀に建設されたサンタ・レパラータ教会も、13世紀末に建設がはじまったドゥオーモのプランも、のちに拡張された新プランも全てラテン十字の形をしています。

ところでシンボリズムでは、このラテン十字の型は「イエスの体」を示します。
ラテン十字の頭(内陣)  キリストの頭
ラテン十字の短い軸(翼廊)  キリストの腕
ラテン十字の交差点(祭壇)  キリストの心臓
ラテン十字の長い軸(身廊) キリストの体

この象徴性は正教会でもカトリックでも同じだということです。

参照 chiesa(architettura)
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。