ラッファエッロの名前の由来

イタリア語の愉しみ
01 /31 2017
ルネッサンスの三大巨匠といえば、レオナルド、ミケランジェロ、ラッファエッロです。
前回はミケランジェロの名前の由来について書きましたが、今回はラッファエッロ・サンツィオの名前について書きたいと思います。
ラッファエッロ
レオナルド・ダ・ヴィンチは「ヴィンチ村から来たレオナルド」で、そのままの意味ですから割愛します。

大天使ミカエルにちなんだミケランジェロの名前と同じく「ラッファエッロ」も大天使ラファエルから来ています。
それではラッファエッロの苗字「サンツィオ」はどのような由来があるのでしょう。

これはラテン語の「sanctus(聖なる、崇敬するに足る)」から来ている言葉で、イタリア語の「santo(聖人、聖なる)」が訛ったものです。中世からはサントや複数形のサンティがキリスト教の世界で苗字として使われるようになっていきました。南イタリアよりも北部と中部イタリア地方に見られました。

サンツィオ以外にも
サントン(ヴェネツィア地方)
サントーネ(キエーティ地方、カンポバッソ地方)
サントーニ(トレント地方、中部イタリア)
と言った名前が、「サント」に由来する苗字だそうです。

大天使ラファエル+聖人、ラッファエッロの名前はキリスト教にがっちり結びついているんですね。

参照 significato
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。