Aristos!

イタリア語の愉しみ
02 /01 2017
「arista アリスタ」とは豚の背中の部分を使った肉料理です。
串焼きにするかオーブンで焼き、ニンニクと胡椒とローズマリーで味付けするトスカーナ地方の馴染みの料理。
アリスタ
この肉料理の名前「アリスタ」に関して、ある伝説があります。

1439年にフィレンツェで公会議(キリスト教において全世界の教会から司教等が集まり、教義・典礼・教会法などについて審議決定する最高会議)が開催されました。メディチ家のコジモの意向によるものです。

晩餐会の時にギリシャの司教がローストポークを食べて「Aristos! 最高だ!」と叫んだので、フィレンツェ人はこの料理をギリシャではそのように呼ぶのだと考えました。その発音が親しみやすかったので、「Aristos, Aristos」と繰り返し呼び、アリスタの名前になったそうです。

しかしこれは伝説で、すでに1287年には「アリスタ」と呼ばれる料理の記録があり、14世紀末の小説にも「釜で焼いたアリスタ」の名前が出てくるそうです。

参照 taccuinistorici
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。