スプーマ・スプマンテ・スプメッジャンテ

イタリアで食道楽
02 /08 2017
ボトルを開けた時にspuma(スプーマ 泡)を発生させるワインをspumante(スプマンテ)と呼びます。
スパークリングワイン、発泡性ワインですね。瓶内発酵のために二酸化炭素が溶け込んでいるものです。
イタリアではお祝いの時、乾杯する時、あるいはアペリティフに発泡性ワインを飲みます。
プロセッコ
内部の圧力によって次のクラスに分けられます。
VSQ 環境温度20度で3,5バール(圧力の単位)を下回らない
VSとVSA 同じ環境で最低3バール
vino frizzante 同じ環境で1〜2,5バール

vino frizzanteはvino fermo(発泡性ではないワイン)に一部、あるいは全ての二酸化炭素を人工的に吹き込んだ、いわゆる炭酸ワインで、自然発酵のスプマンテとは生産方法が違うものです。

スプマンテを「イタリアのシャンパン」とわかりやすく説明する時がありますが、シャンパンはフランス・シャンパーニュ地方で生産されるスパークリングワインで、泡が非常に細かいのが特徴です。

そしてスプマンテは糖分の度合いよって7つのクラスに分けられます。
(辛い)
Pas doséまたはDosaggio zero
Extra brut
Brut
Extra dry
DryまたはSec
Demi sec
DolceまたはDoux
(甘い)

有名どころでは
フランチャコルタがbrutあるいはextra brut
イタリア・ロンバルディア州フランチャコルタ地方で生産されています。DOCGの指定を持ち、シャンパンに次ぐ品質と認められています。葡萄はピノ・ビアンコ、シャルドネ、ピノ・ネロ。

プロセッコがextra dryあるいはbrut
ヴェネト州で生産されるブドウ品種がプロセッコです。またこのブドウを主に使用したDOC指定の白発泡ワインもプロセッコと呼びます。

demi secやDolceはデザートと一緒に飲むことが多いスプマンテです。

Asti spumante、Moscato d'Asti Dolce
DOCGワインで、アスティ県、およびアレッサンドリア県、クーネオ県で生産されたものです。

ところで「spumeggiante スプメッジャンテ」という形容詞があるのですが、「たくさんの泡を出す」という意味の他に「快活な、きびきびした、活発な」という性質を表すためにも使われます。泡がしゅわしゅわ出ている様子に似た感じの人なんでしょうかね。

イタリアの「泡」で乾杯してみませんか?



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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。