イタリア統一前のトスカーナ王朝

アルノ河南地区
02 /25 2017
フィレンツェの支配者であったメディチ家が住んでいたピッティ宮殿。
その中には多くの美術館が併設されています。ラッファエッロやルーベンスの絵があるパラティーナ美術館からさらに階段を登った3階にある「「La Galleria d'arte moderna 近代美術ギャラリー」の作品と部屋を紹介する第3弾!

※「近代美術ギャラリー」は、2013年から「パラティーナ・ギャラリー」「モニュメンタル・アパートメント」「近代美術館」の3つがセット料金チケットとなっています。

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ピッティ宮殿に残る絵画、彫刻、オブジェは18世紀前半のトスカーナ大公国政府の王朝の様子を伝える、大変貴重な資料です。
その嗜好の移り変わりの様子、王宮内部の近代化のために注文された家具や装飾からは、ヨーロッパの上流階級に流行した様式をうかがい知ることができます。
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またピエトロ・レオポルド公からフェルディナンド3世、ナポレオンからエトルリア女王、エリーザ・バチョッキからレオポルド2世までの君主の肖像画は、フランス革命からイタリア統一までのフィレンツェの歴史のフェーズの記録でもあります。

一方、重要な製造所による調度品は、政府を担う者たちが当時の新しい流行の様式をプロモーションするのに重要な役割を持ち、注意を払っていたことを証明しています。
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。