19世紀後半のイタリア派

アルノ河南地区
04 /07 2017
フィレンツェの支配者であったメディチ家が住んでいたピッティ宮殿。
その中には多くの美術館が併設されています。ラッファエッロやルーベンスの絵があるパラティーナ美術館からさらに階段を登った3階にある「「La Galleria d'arte moderna 近代美術ギャラリー」の作品と部屋を紹介する第22弾!

Sala22
トスカーナ美術の歴史を遡ると、現代美術は自然と真実のコンセプト周辺にあると断言できます。

また19世紀後半にトスカーナ以外の州では、文化交流によって実りある美学論議が行われました。
特に南イタリアではパリッツィ、モレッリ、マンチーニの作品にて、時には輝きが、時には生活に関する不安の重みが、魅惑に満ちた作品に反映されていました。トスカーナの芸術家の作品の中にも、同様の作風が見られます。
自然よりも表現力を持つ新しい光が、すでに野蛮な神話から姿を変えた田舎の風景に表現されています。

ローマの芸術家の作品には詩人ダンヌンツィオの影響をまとったものも現れます。
ガブリエレ・ダンヌンツィオはファシスト運動の先駆とも言える政治的活動を行いました。彼の作品では激しい暴力や異常な心理状態の描写が、壮麗な空想場面によって彩られています。

アルベルト・ザルト作
artemoderna52
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。