【フィレンツェの近代美術ギャラリー】中欧文化のモデルと影響
Category : アルノ河南地区
イタリアのフィレンツェからお届けします!
フィレンツェの支配者であったメディチ家が住んでいたピッティ宮殿。
その中には多くの美術館が併設されています。
ラッファエッロやルーベンスの絵があるパラティーナ美術館からさらに階段を登った3階にある
「「La Galleria d'arte moderna 近代美術ギャラリー」の作品と部屋を紹介するシリーズです。
Sala 23
19世紀終わりの20年間は、イタリア文化の中にヨーロッパ美術の影響が突出した時期でした。
それはラッファエッロ前派(19世紀中期にイギリスに起こった芸術運動)
ネオルネッサンスの耽美主義から
ロマン主義ヘレニズムやドイツ派の地中海神話を扱ったものまでバリエーションに富んでいます。
このような新しい構成要素は、ローマやフィレンツェに滞在した外国人芸術家より
直接にイタリア人芸術家たちに吸収されていきました。
リソルジメント時代のレアリズムの表現形式が終焉を迎える決定的な原因となったのです。
こうして人間の内面の闇や不安といった部分の美学的探求へと移り変わっていきます。
神秘や不条理といったテーマに、画家や詩人が対峙していった時代です。
ドメニコ・トレンタコステ作「国会の塔のための女性寓意像」
トレンタコステは没落した男爵家の出身で
パレルモにて7歳の時からBenedetto Delisiの工房にて彫刻の技術を学びました。
ナポリで修行した後にフィレンツェに移住し
マッキャイオーリのレアリズムや、ドナテッロとミケランジェロの15世紀彫刻から影響を受けました。
シドニー・パジェット作「ランスロットとエレナ」
パジェットはヴィクトリア時代イギリスのイラストレーターで
ドイルの「シャーロック・ホームズ」シリーズの挿絵で知られています。
この絵画ではアーサー王物語等に登場する伝説の人物で、円卓の騎士ランスロットを扱っています。
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