シエナのピナコテーカ スパンノッキ・コレクション

シエナ県
05 /26 2017
シエナの国立美術館、ピナコテーカ(絵画館)を紹介する第5弾、最終回です。
大聖堂から近い位置にあるのですが、訪れる人が少ないので静まり返っていることが多いです。

今までご紹介した2〜3階には、中世〜ルネッサンスにシエナで活躍した芸術家の作品が並んでいます。
そして最上階の4階にはスパンノッキ〜ピッコローミニコレクションの大部分が展示されています。
同コレクションでここに展示されていない例外は、同美術館の2階にあるベッカフーミのカルトーネ(シエナ大聖堂床モザイク用)とウッフィツィ美術館のアルブレヒト・アルトドルファー作の2枚の聖フロリアーノの物語です。このコレクションはシエナ派に限らず外国人画家の作品も含まれています。

◉アルブレヒト・デューラー「聖ジローラモ」

◉ロレンツォ・ロット「生誕」ルネッサンス時代のヴェネツィア出身の画家

◉フランドル派「バベルの塔」

◉パリス・ボルドン「受胎告知」ティツィアーノと働いたことのあるトレヴィーゾ出身の画家

◉マンテーニャ「シーザーの勝利」※コピー
シーザーの勝利
マンテーニャの「シーザーの勝利」は9枚のシリーズ。ロンドンのハンプトン・コート宮殿にあります。そのうち4枚のコピーがシエナのピナコテーカに展示されています。

◉ピーター・スネイエルス「戦い」フランドル地方のバロック時代の画家、歴史的な戦闘場面を描いたことで有名

◉Hendrik van Steenwijck「書斎の聖ジローラモ」

◉ソフォニスバ・アングイッソラ「自画像」クレモナの貴族に生まれた女性画家。父のアルミカーレは6人の娘の才能を開かせるために教育しました。当時の女性画家が書くことができないテーマが多かったので(解剖学を勉強したり裸体を描くことが許されていなかった)肖像画家として活躍しました。

◉ジョヴァン・バッティスタ・モローニ「若者の肖像」16世紀の肖像画家

◉ベルナルド・ストロッツィ「聖フランチェスコ」ジェノヴァ生まれ、バロック時代の代表的なイタリア人画家

◉ソドマ「聖カテリーナ」

◉アレッサンドロ・ヴァロターリ「エウロパの掠奪」ティツィアーノの若い時代の作品から学んだバロック時代の画家

参照 Toscana. Guida d'Italia (Guida rossa), Touring Club Italiano, Milano 2003
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。