ピサのトマト

イタリアで食道楽
06 /19 2017
ピサネッロといえば、15世紀のイタリア人芸術家の名前です。
国際ゴシック様式の代表的な画家であり、肖像入り記念メダルの作家としても著名です。
本名はアントニオ・ディ・プッチョ・ピサーノ。ピサーノという苗字からピサ出身であることがわかります。

この芸術家と同じ名前を持ったトマトがあります。
pomodoro pisanello
pisanello
イタリアの八百屋やスーパーに行くと様々な種類のトマトが並んでいますが、その中でもとても変わった形をしています。
生産地方はトスカーナ州ピサ県とリヴォルノ県。
身は硬く、水分は少なく、強い香りがします。
フィレンツェのトマトcostituto fiorentinoによく似ているのですが、ピサのトマトの方が押しつぶした形なんだそうです。

ブルスケッタを作るときに適したトマトだということですよ。
ブルスケッタはパンを切って、軽くトーストし、その上に具をのせたアンティパストです。
トマトのみじん切りや、キノコ、鳥のレバーペーストをのせたものが一般的です。

水分が多いとパンがボロボロになってしまうので、水分の少ないこのピサのトマトが向いているのでしょう。
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。