マリア様は乙女座

イタリアのトリビア
09 /11 2017
フィレンツェのドゥオーモの正式名称は「サンタ・マリア・デル・フィオーレ(花の聖母マリア)教会」です。
名前からもわかるように聖母マリア様に捧げられた教会です。

着工は1296年9月8日
毎年9月8日にはドゥオーモにはいつもは見られない青い旗が掲げられます。
青い地に白い羊が中央にいる旗はアルテ・デッラ・ラーナ(毛織物業組合)のもので、フィレンツェではこのアルテがオペラ・デル・ドゥオーモ(教会の建物管理部)を組織しました。

2017年9月8日のドゥオーモ 朝早いので、まだ青い旗が見えません。
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そして着工記念日はマリア様の誕生日でもあります。
マリア様の名前をいただくドゥオーモは、彼女の誕生日に合わせて着工されたのですね。

ちなみにカトリックの典礼暦では
12月8日 無原罪の御宿り →(9ヶ月後)9月8日マリア様の誕生
3月25日 受胎告知    →(9ヶ月後)12月25日イエス様の誕生
きっちり妊娠から9ヶ月後の計算で、マリア様とイエス様の生誕祭が暦に組まれています。

※無原罪の御宿りは、アンナがマリア様を身ごもった日です。
イエスは原罪を持たずにこの世に生まれますが、イエスを宿すマリア様も原罪を持たずにアンナの胎内に宿ります。

そしてフィレンツェでは長い間(1750年まで)3月25日が1年の始まり、つまり元旦とされてきました。
マリア様への信仰がとても厚かったことがわかります。
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。