フィレンツェの中心街にあるプッチ宮殿を訪問しました💓

プッチ家については以前書いたこちらのページも参考にしてください→「プッチ家の変わった家紋」

プッチ邸は大きな宮殿で、セルヴィ通りとリカゾーリ通りの間のワンブロックを占めています。

もともとそれぞれ違う所有者が持っていた邸宅を一つにまとめたもので、3つの中核があり、そのため3つの中庭を持っています。

アントニオ・プッチが1480年にこの区画の家と菜園を買い、これが宮殿の最初の核となります。
そして16世紀に建築家アントニオ・ダ・サンガッロ・イル・ジョーヴァネが改築工事を担当。
その後もプッチ家出身の枢機卿の命令でアンマンナーティにより改築工事が進められ、現在の宮殿の姿になったのです。

プッチ通りとセルヴィ通りの角の地上界の窓は潰されているのですが、それはメディチ家に対する陰謀を企てた罰のためです。
こちらの記事も参照に→「プッチ家のつぶされた窓」

現在、宮殿の2階にはエミリオ・プッチの展示室があり、地上階には同ブランドの販売コーナーもあります。

📝 エミリオ・プッチは「プリントの王子 (Prince of Prints) 」の異名を持つファッションデザイナーで、フィレンツェの侯爵家生まれ。
最初はスポーツウエアのデザイナーとして評判を得ました。
その後、鮮明なプリント柄と大胆な図柄、色を使った特徴的な「プッチ柄」で人気を博します。

宮殿内部は絵画作品とエミリオ・プッチの作品が一緒に展示されています。
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こちらは2019年夏の「PITTI UOMO(フィレンツェで開催される男性服のファッションショー)」の機会に設置されたインスタレーションです。
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プッチ家が所有しているボッティチェッリの作品は残念ながら非公開ということでした。
こちらはボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」からインスピレーションを得たオブジェ。
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視聴覚室ではサン・ジョヴァンニ洗礼堂が修復された時の様子を放映していました。
エミリオ・プッチが出資し、修復中はプッチデザインのシートによって洗礼堂が覆われていました。
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プッチ邸地上階のブティックで販売している商品はお店のほうにはないそうです。
こちらのカップも可愛い!
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