フィレンツェ舞台の映画「ムッソリーニとお茶を」

イタリアからの映像
02 /04 2012
映画の舞台となった場所が観光地として急に脚光を浴びることがあります。
また反対に映画を見て旅した場所を懐かしく思い返すこともあるでしょう。
そして旅行に出発する前に訪れる都市で撮影が行われた映画を見て、旅の気分を盛り上げることもできると思います。

フィレンツェ、そしてトスカーナで撮影が行われた映画がこちら。
ムッソリーニとお茶を

1935年、フィレンツェ
在伊英国人で服地商パオロの秘書メアリーは、パオロから彼の私生児ルカを英国紳士に育てて欲しいと頼まれます。英国貴婦人グループの協力を得て彼の教育を始めますが、その中にはレズビアンの考古学者や元踊り子エルサなど、自由な生き方の米国人女性の一団も入っていました。やがて起こる外国人排斥運動。時の独裁者ファシスト党のムッソリーニに直談判に行った彼女たちは、英国式のお茶でもてなされます。
彼女たちは語らいの場であったウフィッツィ美術館からも追い立てられ、ルカはオーストリアに独語学習のため留学します。数年後に成長したルカが帰国すると、育ての親の貴婦人たちは強制収容所に移送されるところでした。サンジミニャーノの粗末な施設に収容される英国貴婦人たち。ユダヤ人であった踊り子エルサは同胞を逃がすための活動を始め、彼女に恋するルカは偽造パスポートの運び役も引き受けます。戦況が激しさを増すなかでも、貴婦人たちは自分流の生き方を貫いてみせ、ルカは彼女たちから人生について多くのことを学びます。

フィレンツェサンジミニャーノを訪れる前に、この映画いかがですか?

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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。