6番目の市壁は8.5km

フィレンツェ市
10 /27 2012
フィレンツェの町を守る城壁。現在はその一部がアルノ河の南岸地区に残っています。
mura di firenze
これは何回も拡張して作りなおされた6番目の壁なんです。ローマ帝国時代からフィレンツェを取り巻く城壁がありましたが、人口が増えて町が拡大するごとに城壁も外側へ外側へ作りなおされていきました。

(1)紀元前1世紀 ローマ帝国時代の壁(人口1万人)
(2)6世紀    ピザンチン時代の壁(人口千人)
(3)10世紀    フランク王国カロリング朝時代の壁 
(4)11世紀    カノッサ女伯マティルデ時代の壁
(5)12世紀    5番目の壁(人口2万5千人〜3万人)
(6)13~14世紀  アルノルフォ・ディ・カンビオの壁(人口8万人、14世紀には10万人)

さてこの最後の、6番目の市壁がフィレンツェ最後の城壁建設となったのですが、この長さが何kmあったのか?今までその数字にお目にかかったことがありませんでした。この壁に囲まれた面積は75ヘクタール(ローマ帝国時代は24ヘクタールの面積でした)という数字はあるものの、壁の長さは「ガイドの聖書」とも呼ばれるツーリングクラブイタリアーノの本にも載っていないです。
ところがその長さが書いてある本を発見!日本放送出版協会「フィレンツェルネサンス」です。これによると第6市壁は周囲約8,5kmだそうです。
mura di firenze

他の町と比べると下のようになります。
フィレンツェ 8,5km
ピサ 6,9km
ルッカ 4,2km
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伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。