ピサ洗礼堂の屋根は白く光る灯台?

ピサ県
11 /25 2012
ピサ洗礼堂の屋根は2色になっています。
ピサ洗礼堂
テッラコッタ(レンガ)が置かれている赤い部分と置かれていない白い鉛の部分。なぜ2つの部分に分かれているのでしょうか?

これは実ははっきり判っていないのです。

途中で資金が尽きたという説もあります。しかしこの広場の建築物の壮麗さを見ると、この説明は説得性に欠けます。

ピサは港町であったので、白い部分が月明かりに照らされて灯台の役割をしていたという説。
そう言えば斜塔も、大聖堂の鐘楼ですが、灯台としての役割も見込まれていたと言われます。
しかし「洗礼堂の屋根=灯台」説には大きな問題があります。海を向いているのはレンガが置かれている部分なのです。

それならば「灯台」ではなく「航路を表す日時計」説のほうが有力です。ピサ近海の海は座礁せずに乗り入れるのが難しかったので、正しく入港する方角をレンガの部分が示していたという説です。

参照>stilepisano
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コメント

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あれ、ゆきさんだったと勝手に思っているのですが、ガイドさんに、この屋根のことは海風による腐食を防ぐためこちら側だけ煉瓦だと説明されたような気が…。まあ、何せ猛烈な暑さと疲れで、他のところと混同したのかも。ピサの建物が思っていたよりも遙かに美しかったのでびっくりしました。中の歌も素晴らしかったです。

Re: タイトルなし

いや、その説もあるんですよ。でも、海の方向だけレンガにしたからと言って腐食を抑えられるかというかと、それも怪しいと…たぶんこの説はもともとピサのイタリア人ガイドに聞いたものですね。
今回の記事ではstilepisanoのサイトに載っていた説だけを書いてみました。

伊藤裕紀子

イタリアのフィレンツェ在住24年目。フィレンツェ県とピサ県の公認ライセンスガイド。何年たっても知り尽くせないイタリアの魅力を追求中。個人旅行のガイド、通訳の依頼も請けております。