【絵画の謎】フィレンツェ発祥(発症)スタンダール症候群?
Category : ウソのようなホントの話
イタリアのフィレンツェからお届けします!
スタンダール症候群(スタンダール・シンドローム)という言葉をきいたことがありますか?
フランスの作家スタンダールが、1817年にグランツアーに参加して、初めてイタリアへ旅行しました。
スタンダールがフィレンツェのサンタ・クローチェ聖堂の内部のフレスコ画を見上げていた時に
突然眩暈と動揺に襲われしばらく呆然としてしまいます…
20世紀にイタリアの心理学者グラツィエラ・マゲリーニが同様の症状を呈した外国人観光客の例を
100人以上あげて症状に命名したのが「スタンダール・シンドローム」
症状としては目眩、吐き気、圧迫感などです。
原因はわかっていませんが、美術品を長く見上げていると
首の血管が圧迫されて目眩を引き起こすと一般に言われています。
しかしこの症状は西ヨーロッパの人間に見られる症状で
日本人には見られず、イタリア人にも少ないそうな。
憧れのイタリア美術の精髄を目の当たりにして、その作品の中に吸い込まれるような経験をするのだという説もあり
だとすれば文化的知識地盤の違いからこの症状が起きるのかも知れませんね。
つまりイタリア人はイタリア芸術は見慣れているので症状が起きず
イタリア美術に関して西ヨーロッパ人ほどに前知識がない日本人もかからない?
スタンダールの時代にはグランツアーに参加してイタリアの文化を学ぶのに数ヶ月〜数年かける人もいたので
西ヨーロッパ人にはその伝統が血の中に受け継がれているのかも知れませんね。
またスタンダール症候群とは別に、美術館鑑賞中にエコノミー症候群になる人もいます。
これはやはり、絵を鑑賞するのに同じ姿勢を取り続けることに原因しているそうです。
· • • • ✤ • • • · ·· · • • • ✤ • • • · ·· · • • • ✤ • • • · ·
YouTubeに🇮🇹の動画を投稿しています💕
美術館の珠玉の作品、歴史的な建築物、観光スポットの魅力をお届けします。
旅行計画や観光情報をゲットしながら
トスカーナの魅惑的な世界を一緒に探索しましょう!
↓こちらがリンクです。
「フィレンツェからボンジョルノ!」
よろしかったらチャンネル登録をお願いいたします❣️
· • • • ✤ • • • · ·· · • • • ✤ • • • · ·· · • • • ✤ • • • · ·
それではまた!ちゃおちゃお〜💕
Comment